

Through the Holy Night
Hamburg GERMANY 2020
size : 600mm x 400mm
インクジェットプリント
アクリル加工
エディション1/5
聖なる夜を抜けて
コロナ災禍下のクリスマスイブからクリスマスの夜ハンブルクを撮影した。
その時撮った写真の中で一番感動した写真。ストリートに現れたきらめく小さな星々。誰もいないハンザフィアテル。旅人は星の下、くるくる、回りながらセルフポートレート。心に響く瞬間に出逢いたい。心が震える瞬間に遭遇したい。そうじゃないのなら、自分が写真を撮る意味なんて、人間が撮る意味なんてない。
その日の所感。FBより抜粋
ドイツ中がWeihnachten(聖なる夜)を家族で祝っている静かな夜に、2017年以来2度目の聖夜撮影に行ってきました。定点的に市庁舎を抑えつつ中心街をぐるりと。奇跡には巡り会えませんでしたが素晴らしい瞬間には立ち会えました。
3年前の似た時間帯ではあまり人通りもなかったはずだが、いたとしても単独の人の印象。だが今年はやはり深夜散歩に出かけるグループが多かった。また珍しく若いカップルもいた。そして車でドライブに出かけるなんて人々も多く見かけた。それと警察車のパトロールも結構多く、やはり例年とは違った日であることを、全身で感じることになった。
ただ写真の場所で撮影していた時は、すでに1時くらいというのもあるけれど、深夜バスとタクシーが通るくらいで、この景色はほぼ独り占め。いろんな想いを巡らせながら、ときにくるくる回りながら、そして凍えながら笑 4時前に就寝。今日は寝クリスマスとなりました。